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2013-9-22013-9-3透明なガラス板に引っ掻かれた傷で描かれた煙の像が光によって浮かび上がります。ガラス板が重なりあい煙が漂うような見えを作ります。煙のゆらぎや在/不在の感覚を光の明暗によって作ります。

kawaguchi

作家:川口怜子

2001年よりアーティスト高橋匡太のアートワークに参加。プロジェクション設計、照明プログラム、ワークショップなど、光のワークを通じて都市や人と関係することを目指す。ソロワークとして、プロジェクションワーク forest; snow(金津創作の森/2006)などを制作・発表。

作家コメント
『ひとつひとつの光の奥に人の家があり、家族があり、物語がある「人間の土地」。』徳島のシンボル「眉山」山頂から見渡せる街の夜景を見たときに、サンティグ・ジュペリの美しい言葉に導かれるように展示場所を決めました。ガラスのスクラッチと光で構成した“光のもや”がゆっくりと消えていくときに見える徳島の街の光をイメージに取り組むことで、何気なく見ていた夜景が特別な光景に見える瞬間を準備したいと取り組みました。
本番中は多くの方に来場いただき、また、眉山にまつわる思い出を聞かせていただきました。一人ひとりに一つずつ眉山の話があるんですね。「徳島の土地」には、人があり、家族があり、物語がある。制作を通じてそんな実感を持てたことを幸せに思います。