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2013-16-22013-16-3étudeは、藤本隆行(ライティング)、鈴木ユキオ(振付家・ダンサー)、内橋和久(作曲家・ギターリスト)による、野外ダンス公演のコラボレーションワークです。この作品では、野外に立つ巨木を軸にして円形トラスを吊り、そこに設置したLED照明から発する常に動き続ける光のもと、光景と音響とダンサーの身体が同期し一体となる、有機的な舞踏空間を生み出し、決まったことの繰り返しではなく、それぞれの軌跡が絡み合い、毎回新しいダンスを生み出しました。

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作家:内橋和久

ギタリスト、ダクソフォン奏者、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサー。レーベル「イノセントレコード」主宰。 インプロヴィゼーショントリオ「アルタードステイツ」主宰。1983年頃から即興を中心とした音楽に取り組み始め、国内外の様々な音楽家と共演。活動の領域は音楽だけにとどまらず、映像作品や演劇などの音楽も手掛け、中でも、「劇団維新派」の舞台音楽監督を20年以上にわたり務めている。音楽家同士の交流、切磋琢磨を促す[場]を積極的に作り出し、1995年から即興ワークショップ「ニュー・ミュージック・アクション」を神戸で開始する。その発展形の音楽祭、「フェスティヴァル・ビヨンド・イノセンス」を1996年より毎年開催。近年はこれらの活動と併行して「UA」や「くるり」のプロデュース、ツアーメンバーとしても活動。即興音楽家とポップミュージシャンの交流の必要性を説く。また、2002年から2007年までNPO「ビヨンド・イノセンス」を立ち上げ、大阪フェスティバル・ゲート内でオルタナティヴ・スペース「BRIDGE」を運営したことでも知られる。

作家コメント
étudeはダンサー、照明家、音楽家の3人が、大きな木の下で自由に発想し作り上げてゆく作品。木のエネルギーを感じ、その中で毎回違った作品に成長してゆく。天使の輪のような明かりのもとで、音は会場を駆け巡り、ダンサー達は木の妖精のよう。そんなお伽話のような世界に僕には思える。

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作家:鈴木ユキオ

‘97年アスベスト館にて舞踏を始め、室伏鴻等の作品に参加。2000年より「金魚」として活動を開始。しなやかで繊細に、且つ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスで、多くの観客を魅了する。国内外、屋内外を問わず、公演・WSを行い、「ダンストリエンナーレトーキョー」「香港アートフェスティバル」等に参加。バレエダンサーへの振付や「スピッツ」や「エゴラッピン」等のMV・ファッションブランド「ミナペルホネン」のカタログモデル出演等も行う。また、舞踏のメソッドを基礎にワークショップも実施。身体を丁寧に意識し、自分だけのダンスを見つけ出すプログラムを各地で開催している。トヨタコレオグラフィーアワードでは、‘05年にオーディエンス賞、‘08年に次代を担う振付家賞(グランプリ)を受賞。’12年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」では10組のファイナリストに選ばれた。

作家コメント
私たちのétudeという作品では、大きな大木とその下に敷き詰めた枯葉という自然的なもの、それを照らす光と同期する音、それぞれとリンクする体が重なり、人工的だけれど同時に自然の美しさも現れてくるような空間を中央公園につくりだせたのではないかと思います。他の展示もとても面白くLEDの可能性に驚かされました。

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