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2013-18-22013-18-3空洞化した幹には倒木防止のためにコンクリートやウレタンが流し込まれます。けれど、それらの木々が持っていた美しさや雄々しさといったものはそれで補うことができるのでしょうか。いっそのこと、LEDを潜ませた半透明の樹脂を流し込むことで樹皮に似せようとするのではなく、美しいドレスを纏わせてしまってはどうか。きらきらと光る樹液のように、LEDの光は木々の生命力を感じさせてくれるでしょう。

yamamoto-ayaka

作家:山本明弥香

1989年 兵庫県神戸市生まれ。
2012年 東京藝術大学美術学部建築科卒業。現在、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻コンテンツウェア開発領域在籍。

主な作品、活動内容
[2011年「えがおつなぎproject」(神戸ビエンナーレ震災企画)、2012年「ひかりの道project」(芸大・台東・墨田観光アートプロジェクト)

作家コメント
青々と傘のように枝葉を広げつつも深い皺を伴う幹。 その雄々しさ、畏怖、美しさに初めて向かい合った時から、半年の間ずっと心奪われていました。長い年月大切にされてきている大木に手を加えることに気が咎めつつも、道の奥に潜む古木と接点を持ちたい一心で制作をしてきた気がします。 初めての屋外展示でLEDを扱うことにも慣れていなかったので、四苦八苦しながらの模索となりました。しかし周囲の方々の助けもあって作品を仕上げることができました。改めまして、ご指導下さった桐山孝司先生、協力していただいた友人、またこの場を与えて下さった徳島LEDアートフェスティバル実行委員会の皆様、そして徳島の皆さんに心から感謝致します。